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災害の備え①

2023/08/31

災害の備え①

栄研でございます😊

9月1日は【防災の日】⚠️

近年は地震だけではなく、台風・大雨など、防災を意識する出来事が頻繁に起きている気がします。

そこで今回はそんな災害に備えての話を2部に分けて紹介させていただきます。

今回お話を伺った方はこちら

 

加藤知子(かとう ともこ)様

 

管理栄養士・看護師・病態栄養認定管理栄養士

一般社団法人食サポートオフィス代表理事

医療機関にて、患者様の栄養状態の管理や外来栄養指導、在宅訪問栄養指導を担当し、食事のアドバイスを行う。

また、病態に合わせた食事方法や健康状態に配慮したレシピ提案をWEBサイト・雑誌・書籍にて行っている。

 食サポートオフィスホームページ:http://www.shokusupport.com/

 腎臓病の情報サイト じんケア:https://jin-care.jp/

 

では加藤様、宜しくお願い致します。

 

東日本大震災より10年以上が経過し、震災での教訓を活かした防災教育も行われるようになりました。

年々、備蓄食品の種類も格段に増加しています。

災害発生時には公的機関からの支援が重要ですが、各家庭において備蓄食糧を確保する自助的な活動と、地域や地元の業者と協力する共助体制づくりが必要になります。

ではどのようなものをどれくらい準備すればよいのでしょうか?

農林水産省の「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」によると、備蓄食品は家庭内において3日分、できれば1週間分程度の備蓄が望まれています。

 

ローリングストックとは、普段の生活で食べる食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限の古いものから消費し、消費した分を買い足していくことで、常に一定量の食品が家庭内で備蓄されている状態を保つ・・・という方法です。

 

備蓄の目安は家族の人数×最低3日分といわれますが、できれば1週間分を備えることが推奨されています、

準備しておきましょう。

 

水の備蓄について

水は1人あたり1日3リットルが備蓄の目安です。料理・飲料として食事用や食間の水分補給に必要です。

水道水は塩素の効果で3日程度は飲料水として使用可能なので清潔な容器に入れ、フタをして保存する方法があります。

通常のミネラルウォーターの賞味期限は約2年程度・長期保存型のミネラルウォーターは5~10年です。

 

備蓄食品について

備蓄食品は大別すると「非常食」「日常食品」があります。

非常食は災害時の備えとして用意し、主に災害時に使用するもの。場面に応じて日常でも利用が可能です。

 

【参考商品】

宝食品 おもいやりごはん 五目ごはん

 

日常食品は日常から使用し、かつ災害時にも使用します。非常食だけでなく、日常食品もローリングストックしておくと安心です。

また外出中の災害発生を考慮し、普段から職場などに水や菓子類などの持ち歩き用品も備えておくと良いでしょう

 

・・・次回2部へ続く・・・

 

加藤様、貴重なお話有難うございました。

 

いかがでしたでしょうか❓

備蓄食品と聞くと、非常食ばかりに目を向けがちですが、日常食品も使用できるとの事。

さらに外出中の災害発生も盲点でした🤔

自分ではわかっているつもりでも気づいてない事って多いものですね😅

皆様もこれを機に、ご家庭の備蓄について再度見直されてはいかがでしょうか❓

 

2部では『備蓄食品を選ぶ時のポイント』についてのお話を紹介させていただきます。

お楽しみに🖐